サマソニ 2015
去年は行けずで2年ぶりのサマソニ。
東京2日目でソニックしてきました。
久々に観たROTH BART BARONは貫禄増し増し。いつの間にか、出来た当初に比べて倍以上広くなってたガーデンステージは海を見渡せる草っ原に作られた、サマソニの中でもダントツで野外フェス感の強いロケーション。こんなところで観るROTHはそりゃあ心地が良かった。
このステージで続けてTuxedo、真心ブラザーズを堪能。
結構な思い入れがある割りに、初めて観た真心はサマーヌードを聴きたくてウズウズしたお客さんで一杯。フェス松はといえば、そんなことよりもYO-KING先輩の声の強さに驚いた。声質的に消耗しそうなのに20年位前のCDより伸びがあるんじゃないかってぐらい。めちゃくちゃカッコ良かった。「スピード」のアレンジはかなり落ち着いたスピードになってたけど。
ガーデンステージは真心に続いて中納良恵さん。めちゃくちゃ観たいけど、このままじゃ1ステージフェスになっちまうという危機感と、アー写があまりにもカッコイイThe Soul Rebelsがとても気になったのでビーチステージへ。
これがもう、最高だった。
西陽が差し込むビーチステージで、ストリート感丸出しなブラスバンドのファンキーな演奏とコテコテな煽りが超絶に楽しかった。アゲるだけアゲて、さあ終わりかと思ったらマーク・ロンソンft.ブルーノ・マーズの「Uptown Funk」を演奏。確実に仕留めにきやがりました。たまらんよ!
フェス松の浮かれ具合がよくわかるライブ直後の写真はこちら。
そしてファレル。
2014年最も聴き飽きた曲(フェス松調べ)が巨大フェスのトリでスタジアムに放り込まれたらどんな景色を見せるのか、とにかくそれが観たかったんだけど、N.E.R.Dの曲やるわ、Frontin’やGet Luckyやるわで、もうこりゃHAPPYやんなくてもハッピーだわ。
全然関係ないけど、ファレルの履いてた尻にアディダスのロゴがでっかくプリントされたパンツがすげーカッコ良かった。よく見たらダンサーの衣装もアディダスロゴ入りで、スポンサードされてんだなーと思って見てたんだけど、ふと思い出すのは去年のブラジルワールドカップ。
試合中継見てたらハーフタイムになるたびスタジアムでは「HAPPY」が必ずかかってた。W杯は音楽も絶好のプロモーション機会で、公式アンセムの類だけでも何種類もあるし、日本でもテレビ局によって公式テーマが違う。世界中でW杯に紐付いた曲は数十曲はあるはず。そんな中、ハーフタイムに入って必ず最初にかかるHAPPYは間違いなく大会で一番流れた曲だと思う。既に大ヒットしてる曲だったから違和感は全く無かったけど、やっぱりアディダスの恩恵もあったんかな。いずれにしろ、曲の強さがあったからこそ誰でも知ってる曲になったのは間違いないけど。
そんなこんなでHAPPYを見届けて、雨降り出すなか急いでメッセに。
サーキュレーター2台を駆使した風になびくディアンジェロ。
顔芸で観客とコミュニケーションしちゃうディアンジェロ。
極上のライブだった。圧倒的。
アンコールで聴いた「Untitled(How Does It Feel)」で、今年の夏は完全に終了。
サマソニ、ご馳走様でした!
SUMMER SONIC 2015 8/16(日)
ROTH BART BARON
TUXEDO
真心ブラザーズ
THE SOUL REBELS
PHARRELL WILLIAMS
D’ANGELO AND THE VANGUARD