リキッド
今日は中華街でモンスターを見て来た。
モンスターつっても身の丈6mの大巨人でもビオランテでも口先ひとつでたくさんの人に殺し合いをさせる男を描いた浦沢直樹作品でもありません。Liquidというバンド。
ライブ見るのは1年ぶり、まあ前に見た時も思ったけど、もうね、ため息モンです。
このバンドがなんで放ったらかしになってんのかと。俺が編集長なら即特集。俺がフェス主催者なら即ブッキング。じゃあ自分の番組で押せよ、という話なんですがそれは大人の事情というもんがあるんです。
ていうかそれ以前に販売してる音源が無いんだけども。
一部の人しか知らない存在な上に、音源も無い、ホームページも無い(MySpaceはある)、今はライブもたまーにしかやらないLiquidですが、その実力は折り紙付き。ギターはこのブログにもよく出てくるThe Emmanuelle Sunflowerの伊賀ちゃん。神掛かった格好良さのウッドベースは克己さん(woody)。そしてドラムにはtobaccojuiceの圧倒的なグルーヴを支える広介くん。このモンスター級のプレーヤーが集うLiquidはそりゃもうモンスターズ。
インディーズの音楽番組なんてのをやってると、何でこんなに格好良いのに世間に知られてねえんだ！！って思うアーティストがぞろぞろ見つかる訳ですが、実力に対する知名度や集客のアンバランスさはなんとかならんもんかね。みんなあんまり音楽どころじゃねえのかな？いや、宣伝する側がちゃんといいものを広めてないからか？誰が売れようが俺には関係ないけど、良い物は評価されて欲しい。
思いっきり話がそれたけど、Liquidにもそのアンバランスを感じるわけです。
いや、でもそれぞれのバンドも格好良いから今ぐらいが丁度良いか。
見る機会があれば見といた方がいいよ。
LiquidのMySpace http://www.myspace.com/liquidjapan
今日の名言（克己さんのMCより）
「乾杯してる暇があったら楽器練習しろ」
「酒飲んで、書を捨てて町へ出よう」
Sunday Night Fever / Liquid