悪い遊びを覚えてしまった。トリップしちゃう。

誰にも言ってないんだけど、最近悪い遊びを覚えてしまいました。

中毒性と多幸感がある遊びで、危険性も少々あるんだけど、今のところは当局の規制もないので興味があれば真似をしてみて欲しい。お金もそんなにかからない、簡単な一人遊びです。

手順を説明しよう。
まず用意するのはこの音楽。

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BEWARE THE FETISH / KASAI ALLSTARS

KASAI ALLSTARS (カサイ・オールスターズ)という、アフリカはコンゴ共和国カサイ州のサザンオールスターズみたいな国民的バンド、、かどうかは知らんけど、カサイ州の異なる5部族の音楽家が集結した選抜メンバーによるバンドらしい。

”10億匹のスズメバチの大群が脳内で「シスター・レイ」を奏でているかのような、動物的リズム・セクション。まるで、リー・ペリーがプロデュースするマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン。(英・Mojo誌)”

こんな魅力的な帯コメントに惹かれて買ったのが堕落の始まりだった…。

iTunesでも売ってるので別にCDでなくとも大丈夫。
とにかくこの音源を入手したら、お手持ちのスマホなりMP3プレーヤーなり大きなラジカセなりに入れる。これで準備はOK。

あとは普段よく行く街に繰り出すだけ。
アフリカの音楽に合わせて妙に自然の多い場所なんか行かなくて結構。個人的には渋谷が良かったけど、オフィス街とかもいいかもしれない。できるだけデカい音で聴きながら、観光のようにゆっくり街を確かめつつ歩いてみてください。

 

どうだろう。
実際にやってもらわんと説明のしようもないけど、多分いろんな景色が笑けてしょうがないはず。日本でもないコンゴでもない、わけのわからない国に来た気分になって、大体のことはどーでもよくなっちゃう。わかるかなー。

少々の危険性と書きましたが、普通に街を歩いてる人を見てニヤついてしまう可能性があるってわけです。
「うおー、あいつスゲー荷物多い!笑」とか「ひゃー!一斉に横断し始めた!笑」てな具合に。危険ですね。危険ミュージックです。

なんなんですかね。日本って国と極端に違う国の音楽だからですかね。
おそらく、民族音楽ならこのアルバムじゃなくても同様の効果があると思うんですが、僕の知る限りこれは特に効きます。お試しあれ。

ちなみに、このCDの収録曲のタイトルも秀逸。

DISC A
1. 酋長の即位
2. 邪悪な豹
3. カロムボへの敬礼
4. ダウン・アンド・アウト
5. 他人のために薮に火を放つもの
6. 彼らが日曜日に森の中に入ったとき、彼らは人間の服を着ている類人猿に遭遇した

DISC B
1. 先祖たちは言った
2. ビーウェア・ザ・フェティッシュ
3. 良き夫
4. 同郷たちの賞賛
5. 死人は躍らない
6. 農夫

一応動画貼っとくけど、部屋で聴いても「ふーん」ってなるだけだと思うのであしからず。
いいアルバムだわー。みんなには内緒だよ!

post: 2014年10月29日 ( BLOG )

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