わけのわからないもの

前にYouTubeで見たNHKの番組で、ブルーハーツ時代の甲本ヒロトが自身のライブパフォーマンスについて問われて「わけのわからないものになりたい」って言ってた。
俺は見てないけど多分、当時のヒロトは”わけのわからないもの”だったんだと思う。
しかし時間は残酷で、ヒロトの人となりが理解、受け入れられるにつれ、本人の思惑をよそに世間の認識は”わけのわからないもの”から”ヒロト”になっていく。
わけがわかられてしまうんです。
別に悪い事じゃない。そうあるべきだと思う。それはわからせた奴の勝利。
ジョン・レノンやプレスリーやキヨシローだって、常軌を逸した、わけのわからないものだったんだと思う。多分。
今日、わけのわからないものを見た気がする。
毛皮のマリーズのワンマンを見に行ってそう思った。
まだ耳が痛てー。シャアシャア言うてる。
恋をこえろ / 毛皮のマリーズ

post: 2009年6月6日 ( BLOG )

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