プライドが無きゃブランドにはならない

久々のブログ。こんにちはー。
ツイッターばっかりやってると本当にブログから離れてしまう。
ブログはなんやかんやと時間がかかるからねー。
先日、不良のG氏とタバコを吸いながらくっちゃべっておった時に僕が発した一言が今日のタイトル。
本当に何気なく会話の中で出た言葉なんですが、こいつがG氏にえらいハマったようで、
後日「あの言葉はいまや俺のアイデンティティ」とまで言われた。
「プライドが無きゃブランドにはならない」
まあそのー、自分で言うのもなんなんですが、大変に手前の味噌ですが、
出ましたね、名言。
名言好きの俺からついに飛び出した、オリジナル名言。
ありがとうございます。
補足をするとプライドってのは信念を曲げないこと。
無いと結構不便なのに、「Flashなんて邪魔、美しくない!」とか「タッチペン?無くすじゃん。ダセーし」という信念(ワガママ?)を曲げずにiPhoneを作ったアップルというかスティーブ・ジョブズ。
泥臭く得た1点を死に物狂いで守って勝つぐらいなら、4対5で美しく負ける方がええねん!というヨハン・クライフのクレイジーな理屈のせいで、たとえ勝ってもその内容を批判される空気が出来上がったオランダ代表やバルセロナのサッカー。
美学なんてのは真っ直ぐ平たい道に自分で山を作るようなもので、それは目的達成の足かせになることが多い。
でもそれを譲らないから魅力的で、信じたくなる。
そうして築かれるものがブランド。
最初はどんな人も会社も音楽も、信念がある。
でも取り巻く状況が悪化したとき、その信念を持ち続けるのが困難になる。
成功しない時、うまくいかない時、その信念を少しずつ切り崩していく。
そして気付けばブランドは泥まみれになり、その看板は幾らでも替えの利くものに成り下がる。
これはもう、何にでもあてはまると思う。
そのプライドの保ち方はいろいろやけど、スポーツ選手も芸人も番組も企業も職人も主婦も。もちろん俺も。
矢沢永吉さんの有名な話で、ラジオに出演した際にコント的なことを要求されて
「俺はいいけどYAZAWAはどうかな?」
って答えた辺りがすごくわかりやすく「ブランド」ってものを感じさせてくれる。
なんでもアリってのがプライドでもいいと思う。
でもブレのあるなんでもアリはプライドじゃあないだろう。
難しいのは百万も承知で、プライドを持っていきたい。
未来は俺等の手の中 / THA BLUE HERB

post: 2010年4月5日 ( BLOG )

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