2013年もありがとうございました。そして今年の日本レコード大将、発表です。

2013年も残りちょいちょい。

今年のハイライトはあれだな、名古屋は大須のカオスな街と、伊勢神宮に行けたことかな。特に後者はパワースポット云々とかよりも、全力で神宮を担いで生活してる街に大変感銘を受けました。頼るんじゃなくて、支えてる感じで、Appleの商売の仕方に通じるなあとか思ったり。罰当たり。

さて、年末なので毎年恒例となっております「日本レコード大将」の発表を行いたいと思います。
その前に、先日せっかく過去のブログも統合したのでこれまでの受賞作品を振り返ってみましょう。

 

★2007年
中納良恵「ソレイユ」
Radiohead「In Rainbows」
Jack Penate「Matinee」

★2008年
佐藤タイジ「The Divorced Rockstar」
Los Campesinos!「Hold On Now, Youngster…」
ウリチパン郡「ジャイアント・クラブ」

★2009年
毛皮のマリーズ「Gloomy」
リトルキヨシトミニマム!gnk!「ほんとう」

★2010年
七尾旅人「billion voices」
andymori「ファンファーレと熱狂」
トクマルシューゴ「Port Entropy」
イヌガヨ「暁の歌」

★2011年
Beirut「The Rip Tide」
Dr.DOWNER「ライジング」
HELLO HAWK「SAKANA NO ME」

★2012年
(仮)ALBATRUS「ALBATRUS」
Turntable Films「Yellow Yesterday」
踊ってばかりの国「FLOWER」

 

ここ数年はブログに書くことすら怠っていた事が今判った次第ですが、こんな塩梅でした。
番組柄、邦楽の方が圧倒的に量を聴くので年々偏ってきてる気が…。レコード大将と銘打ってるのでやはりアルバムという塊として愛せるやつを毎年選んでいるはず。さすがに今見ても、自分的に文句ナシのアルバムばかりです。

それでは参りましょう。2013年、日本レコード大将発表です!
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まずはC2Cの「Tetra」。
ダントツで今年一番聴いたアルバムです。フランスのDJユニットといえば世の中的にはDAFT PUNKの存在感が凄まじかったけど、こっちが好き。サマソニ深夜のライブが本当に素晴らしかった。C2Cメンバー2名の別ユニットHocus Pocusのライブを朝霧JAMで見たときの幸福感が再び。ちなみに本当は2012年の作品ですが、国内盤は今年リリースかつ、僕自身発売されてることに気付いたのが今年だったので。

 

続いてThe Keysの「Die A Little」。
グッドメロディの極みのひと言。派手さはないけど、コーラスやら演奏やらがいちいち丁寧で優しくて、聴いてるだけで僕も思いやりのある人間になれるんじゃなかってぐらい温かい。ずっと聴けるよ、本当に。あと音の粒立てが素晴らしくってエンジニア誰だろうと思ったらthattaのモリシマヒロシ氏。やるなあ。

 

そして片想いの「片想インダハウス」。
意図したわけではないですがこのアルバム含め、今回選んだ作品はすべてファーストアルバムというやつなんですね。じゃあ活動が始まって間もない人たちなのかというとそうではなく、C2Cは15年、The Keysは5年、片想いは10年のキャリアがある。CDショップに並ぶアルバムをリリースする環境が整ったのがこのタイミングというだけで、ライブハウスやクラブなど現場を中心にいい感じの活動をしてたわけです。多分。この「片想インダハウス」はアルバムを通じてそういう背景が時折見える気がします。とても生命力を感じる。なにしろ「管によせて」からの幕開けが完璧なアルバム。

 

と、まあこんな感じでしょうか。
他にも書きたいやつあるんですが年末なんでここら辺で。名刺管理アプリを誤操作してしまい数百件分のデータを吹っ飛ばしてしまって辛いし忙しいのです。
何はともあれ、2014年も宜しくお願いします。良いお年を。

post: 2013年12月29日 ( BLOG )

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