あしたのために

経緯は割愛しますが、たまたま通りがかった所がずっと来たかった場所だった。

写真を見てピンと来る人もいるだろう。そう!
「あしたのジョー」の序盤、橋を渡ってドヤ街へ辿り着いた矢吹丈は、その橋の下でボクシングジムを構える丹下段平と運命的な出会いを果たす。この橋の名前こそが「泪橋」!ジョーの類稀な拳闘センスを見て段平は「ジョー、泪橋を逆に渡るんだ」と言い、ジョーのあしたが、世界への挑戦が始まったのだ。
東京に住んでからこの場所が実在するものと知り、大昔に橋が在ったけど現在は交差点の地名として名前が残ってるのみ、ということも知ってた。そこに偶然来ちゃったもんだからテンション上がりまくり。
とりあえず何処をどう進めば”逆に渡る”ことになるんだろう、とウロウロしてましたら、

橋だ!歩道橋だけど橋だ!スガコ!
テンションがすっかりスガコな僕は、逆に渡ることしか頭にありませんでした。
どっちが逆なんだかわかんないんで、とりあえず往復してやったぜ。
へへ、とっつぁん。なんだかあしたが見えてきたぜ。
その後、再び界隈をウロウロ。試合後のカーロス・リベラっぽい方なども目撃したり、食堂のディスプレイに目を奪われたりしながら泪橋周辺を満喫しました。

数年前、ちばてつや先生ご本人に「力石徹に似てるっていわれるんですけど」って言ったら、先生は笑顔で「そうだね」とおっしゃった。
ちば先生!力石徹が泪橋を行ったり来たりしましたよぉぉぉ!!!
橋の下 / ローザ・ルクセンブルグ

post: 2008年7月19日 ( BLOG )

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